オズワルズの音楽・広報PR雑記

メジャーレーベル音楽ディレクターとPRコンサルタントの情報発信ブログ

【若手広報向け】記者クラブを活用してみよう!

こんばんは、オズワルド2号です。

 

今回は〝記者クラブ〝についてご紹介です。

 

広報さんであれば、一度は耳にされたことがあるかもしれませんが、実際どんなときにどのように活用すれば良いのか、いまいち理解されていない方も多いのではないでしょうか。

 

記者クラブとは、簡単に言えば様々なメディアの記者さんたちが駐在している場所です。

 

様々と言っても、主にテレビや新聞を指します。

 

彼らは普段、経済産業省国土交通省など省庁をはじめ、都道府県庁の一室にいます。

自分が所属している組織が開催する記者発表会や、企業からの提供情報を元に、取材をしています。

 

企業が記者クラブに情報を提供することを「投げ込み」と呼び、リリースを印刷して持参するのが一般的です。

ちなみに、各省庁ごとに、投げ込みの予約方法や必要部数が異なるので、事前に確認してくださいね!

当日になって投げ込みたいと思っても、無理な場合がほとんどです。

 

もう1点注意なのが、どの省庁に投げ込みしても良いわけではありません。

あくまで企業が関係する省庁のみです。

 

〈例〉

人材会社→厚労省

旅行会社→国交省

農業団体→農水省

 

記者発表会など大きなニュースで、記者さんにたくさんきて欲しい!という場合は、ぜひ活用してみてくださいね。

 

オズワルド2号

【若手広報向け】他社の情報を売り込み?!メディアに貸しを作ってみよう

こんばんは!オズワルド2号です。

 

本日は前回に続き、メディアとの関係構築の方法をお伝えします。

 

それは、"貸しを作る"です!

もちろん、お金の貸し借りの話ではありません。

 

例えば、お目当てのメディアの記者と話ができたとして、ただ、直近では別の企画が進んでいるとします。

そこですぐ諦めるのではなく、広報ネットワークや自身の情報収集力を活用して、他社の案件を紹介しちゃうのです!

社内的に評価にはつながりませんが、記者にとっては探している情報だったので大助かり!

この人に聞けば何かしら良い情報が貰えるかも…と思ってもらえばこっちのもんです。

 

このように、すぐ取材には繋がらなくても、関係を保ち続けることで、自社の案件にマッチした企画があがった際に、声をかけてもらえる状況にしておきましょう。

 

こうした地道な活動が、大きな花を咲かせることに繋がるので、ぜひ試してみてくださいね!

 

オズワルド2号

【若手広報向け】飲み会に期待しないで!メディアと良好な関係を築くためには

こんばんは!オズワルド2号です。

 

本日はメディアの方との関係構築の方法についてお伝えします。

 

ベンチャー企業の広報さんたちで、記者さんを呼んだ飲み会で交流をはかってる方々もいますが、そのような場が苦手な方は無理して参加する必要ないですよ!

 

たしかに、最初のきっかけとしては良いかもしれませんが、私が広報時代に参加したときは、目がギラギラした広報さんたちに疲れてしまいました…

皆さん取材にこぎ着けたいので、なんとかして仲良くなりたいと思われているんですよね。

 

ちゃんと媒体・記者研究をして、刺さる案件を紹介すれば、お酒の力なんて借りなくても仲良くなれます。

むしろ、一度ちゃんとお仕事してからの飲み会の方が、ぐっと親密な関係になれる気がします。

(個人的な意見です)

 

なので、これまでのブログで紹介したように、あなたにお伝えしたい情報なんです!精神で、電話やメールなどでのアプローチを頑張ってくださいね!

 

オズワルド2号

【若手広報向け】暇つぶしだけじゃない!外部ライターさんへのアプローチにSNSが有効なワケ

こんばんは、オズワルド2号です。

 

前回、制作部・編集部への電話アプローチ方法について紹介しましたが、今回はこれらに所属していない外部のライターさんへのアプローチ方法についてお伝えします。

 

ズバリ、"SNS"のダイレクトメッセージです!

 

インターネット検索にて、「ライター名 twitter」「ライター名 Facebook」などで検索すると、結構出てきます。

場合によっては、twitterのプロフィールに自身のメールアドレスを掲載している方も!

 

アプローチする際は、個人アカウントでも、仕事用のアカウントでもどちらでも大丈夫です。

しかし、相手の立場になったとき、知らない人からSNSでメッセージが来たら怪しがるはずなので、自分が何者なのか、プロフィール写真を載せるなど、きちんと自己紹介してくださいね。

 

また別の方法で、オールアバウトには、沢山のライターさんが登録されており、メッセージを送ることも可能です。

カテゴリーごとに分かれているので、プロフィールや過去の執筆記事を確認して、自分がPRしたい案件とマッチするようであれば、ぜひこちらも活用してみてくださいね。

 

オズワルド2号

【若手広報向け】長電話は不要!win-winな関係を築くための電話アプローチ方とは

こんばんは、オズワルド2号です。

 

前回、メディアの掲載確度を高めるために必要な担当部署・担当者名の調べ方についてお話ししましたが、今回は電話でのアプローチ方法についてお伝えします!

 

そもそも、はじめての人に電話するのって、勇気がいりますよね…

ただ、勘違いして欲しくないのは、私たちは別に、商品・サービスを電話先の相手にお金を払って買ってもらいたいのではなく、あくまで情報提供です。

メディアとしても、情報は常に探しているので、企画にハマれば煙たがられることはありません!

 

電話アプローチの成功は、正直運な部分も多少あるので、以下トークスクリプトは参考までにしていただければ幸いです。

 

〈例:TV〉コーナー名は把握、面会取りたい

お世話になっております。(会社名)広報の〇〇と申しますが、(番組名)の(コーナー名)ご担当者様に取材先のご提案をしたくお電話いたしまして、本日いらっしゃいますでしょうか?

 

↓担当に繋がった

 

(コーナー名)担当者様でしょうか?

(会社名)広報の〇〇と申しまして、〇月〇日放送の(コーナー名)で▲▲を紹介されているのを拝見してご連絡しました。

弊社は(簡潔に何してる会社か?)でして、今後の企画の参考までにぜひご紹介に伺いたいのですが…〜(※もし商品がある会社ならぜひ試していただきたいとか言う)

 

〈例:新聞〉記者名は把握、資料送りたい

お世話になっております。(会社名)広報の〇〇と申しますが、(部署名)の(記者名)様、本日いらっしゃいますでしょうか?

 

↓担当に繋がった

 

(記者名)様でしょうか?

(会社名)広報の〇〇と申しまして、〇月〇日掲載のの(記事タイトル名)で▲▲を紹介されているのを拝見してご連絡しました。

弊社は(簡潔に何してる会社か?)でして、今後の企画の参考までにぜひご紹介したいのですが、資料をお送りしたいので、メールアドレスなどご教示いただくことは可能でしょうか?

 

なんとなく雰囲気は分かりましたか?

 

要点をまとめると、こんな感じです。

1.誰に

→アプローチ先の目星をつける

2.掲載イメージを持つ

→事前に類似企画、記事を探して担当者が興味を持ちそうなポイントを把握

3.長電話しない

→詳細は面会をとって、直接あったときに話しましょう。難しそうであればメールアドレスを聞いて、別途フォロー

 

ぜひ、上記ポイントやトークスクリプトを参考に、自分なりの"キラーワード"を見つけてくださいね!

 

オズワルド2号

メジャーレーベルでの楽器のレコーディングはどのように行われるか  

今回は楽器のレコーディングについてお話したいと思います。

楽器のレコーディングはボーカルの撮りとは少し雰囲気が異なって、

より職人的な技術力が必要になってきます。

 

その道一流のプロのプレイヤーに対して指示を出すのですから、

中途半端な耳や音楽知識では太刀打ち出来ないのです。

 

ノイズが乗っていないか、音はきちんとあっているか、

グルーヴは曲に適しているか、リズムはズレていないか、

等基本的な部分に関しては瞬時に判断して必要な部分だけリテイクしていきます。

 

場合によってはアレンジャーさんとも相談して、

その場でフレージングを変えていく必要もあります。

五線譜も読めるに越したことはないでしょう。

 

ストリングスやブラスの編成もののレコーディングでは、

一気に複数の音が鳴るので、違和感を感じた場合の原因をすぐに突き止める聴力が必要ですし、

スタジオによって音の鳴り方も違うので、マイクの立て方にも気をつける必要があります。

(機材に関してはエンジニアさんと協力して進めていきます。)

 

でも楽器のレコーディングは音楽好きなら本当に楽しいですよ。

なにせ最高のプレイヤーの演奏を最高の音質で生で聴けるんですから!

 

大変なことも多いですがその分やりがいもある作業です。

 

オズワルド1号

【若手広報向け】あなたに届け!担当者へのアプローチ方法

こんばんは、オズワルド2号です。

 

前回、各メディアの連絡先の調べ方についてお伝えしました。

 

本日はその続き、部署や担当者名など詳細情報の調べ方について紹介します。

 

メールやFAXなど一斉配信の際は、

媒体社名・媒体名・部署名・TEL・FAXがあれば良いのですが、

個別に電話アプローチする際はもう1歩踏み込んで担当者名も割り出すことをオススメします。

 

〈探すポイント〉

1.TV

・番組のエンドロールを見る

・「番組名、ディレクター」でインターネット検索

Wikipediaで検索

 

2.新聞

・電子版にて類似記事の冒頭か最後に担当記者の記載がないか確認

・なければ、どの部署(経済部?社会部?生活部?)の記事がヒントを探す

 

3.雑誌

・出たい企画・コーナーを探し、担当者名の記載がないか確認

 

4.WEB

・出たいコーナーや類似記事の冒頭か最後に執筆者名の記載がないか確認

※外部ライターの場合があるので、そのときのアプローチ方法は別途紹介しますね

 

単に製作部、編集部宛に電話するのではなく、担当者名まで確認したうえでアプローチすることで、「あなたに紹介したい情報なんです!」と想いを伝えられるので、興味を持ってもらえる確度がぐっと上がりますよ!

 

もし名前まで分からなくても、部署やコーナーを把握しているだけで随分違います。

 

次回は電話でのアプローチ方法についてお伝えします。

トークスクリプト例も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

 

オズワルド2号