【音楽作家・アレンジャー向け】ミックス用データ共有のコツ
本記事は主に若手作編曲家さん向けの記事です。
前回はステムデータについて簡単に説明しましたが、
今回はパラデータ(マルチデータ)についての記事です。
とはいえパラデータはシンプルに
「ミックスされていない単独トラック毎のデータ」
という理解でOKです。
そしてパラデータは基本的にドライデータ
(空間系エフェクトがかかっていない状態)で書き出す。
というのは鉄則ではありますが、
サイドチェインに関しては基本的に掛けた状態で書き出しておくのが望ましいでしょう。
もしもトラック全体にダッキングさせるなど、
単独での処理だけでは対応できない場合は、
そのままノンエフェクトで書き出して
ミックスエンジニアさんにテキストデータか
メールの本文かで伝える等してもOKです。
その他にも判断に迷うことがあったら、
とりあえず2種類書き出しておいて、
良き方をお使い下さいとテキストを添えておくと安心かもしれません。
と、ざっくりですがパラデータの運用方法について記載しました。
みなさま、良いミックスライフを!
オズワルド1号