メジャーレーベルでのボーカルレコーディングはどのように行われるか
今日はレコーディングについてお話したいと思います。
レコーディングと一口にいっても、
楽器と歌のレコーディングでは結構気を使うポイントが違います。
ボーカルレコーディングの場合は
本人の感情がダイレクトに歌声にのりますので、
楽器以上にその場の雰囲気作りを大事にしないといけません。
例えば明るい歌を撮りたいのに、
ダメ出しばかりしていたら歌声も明るい雰囲気にはなりにくいのです。
最終的なボーカルレコーディングのクオリティを上げるためには、
歌い手に信頼してもらえるような関係を瞬時に作り出すことが大事です。
その為にはこちらから指示出しする際の口調、言葉の選び方に特に気をつけなければいけないですし、
音楽的にも的確に指示出しを行わなくてはいけません。
「あ、このディレクター分かってないな。」
と思われた瞬間にもうその現場を監督することは難しくなるでしょう。
そうならない為にもレコーディングする楽曲への理解を深め、
歌い手への理解を深め、相手を常に納得させられるように指示を出します。
歌声を撮る、という作業はシンプルなように見えて本当に奥深いです。
オズワルド1号
【若手広報向け】地道な作業が将来の自分を救う!リリース配信先情報の調べ方
こんばんは、オズワルド2号です。
前回、自分がアプローチしたいメディアのピックアップ方法についてお伝えしました。
本日はその続き、プレスリリース配信先のメールアドレスやFAX、TELなど必要情報の調べ方と配信方法について紹介します。
〈例〉東洋経済オンラインの場合
トップページ下部に問い合わせページへのリンクがあるので、そこを進むとリリース配信先のアドレスが記載されています。
〈例〉SankeiBizの場合
トップより「SankeiBizについて」のリンクを進むと、ページ下部にアドレスが記載されています。
どのメディアも、ニュース性のある新情報は常に探しているのでプレスリリース窓口となるアドレスなどがオープンになっている場合がほとんどです。
電話番号やFAX番号はリリース窓口が見つからない場合は、一旦代表番号でアプローチしてみてくださいね。
地味に時間のかかる作業ですが、一度ベースを作ってしまうと、以降は更新がある場合のみで大丈夫なので楽チンです。
リストが完成したら、いよいよ配信!
・FAX
以前もお伝えしましたが、1枚ずつ送るのは大変なので、ぜひFAX配信サービスを活用してください。
メディアリストのCSVと、リリースPDFがあれば、数十件の配信作業が数分で終わります。
リリースの左上に宛名が挿入できるので、ぜひ媒体社名・媒体名・部署名・担当者名を入れてくださいね。
基本的にはリリース文をそのままメール本文に落としこめばよいのですが、概要だけにまとめて、詳細は添付資料で案内しましょう。
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〈例文〉
報道関係各位
(一斉送信にて失礼します)
お世話になっております。
[会社名]です。
〜リリース リード文〜
〜リリース 要約〜
詳細は添付資料をご確認ください。
貴媒体でのご掲載のご検討よろしくお願いします。
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ぜひ参考にしてみてくださいね!
次回、担当部署名や担当者名の調べ方について紹介します。
お楽しみにー!
オズワルド2号
【音楽業界裏話】どんな曲がコンペで採用されやすいか
今日は裏話的な内容です。
昨今音楽業界では「コンペ」と呼ばれる、
リリース枠に対して発注シートを元に幅広く楽曲デモを集める方法がメジャーとなりつつあります。
もちろん集まった楽曲が全てリリースになるわけではないので、
その過程で選考作業が行われています。
採用に至る過程はレコード会社、案件によって様々ではあるかと思いますが、
ぶっちゃけディレクター、プロデューサーの好みにマッチしているか、が一番重要になります。
そんな適当な、、と失望するかもしれませんが、
担当者が気に入らない限りリリースが行われないのも事実です。
でも発注担当者の好みやパーソナリティなんて知らない場合が殆どですよね。
ではどのようにそれを見極めるかというと、答えは「参考楽曲」と「過去作品」にあります。
発注シートには殆どの場合コンセプトやテーマと共に
例えばこんな感じの曲です、というような参考楽曲が記載されています。
担当者も自分が嫌いな曲を例として上げるわけがないので、
その曲の良い部分を解釈してオリジナルに落とし込めれば採用への道はぐっと近くなります。
過去作品についても同様です。
過去作品はいわば担当者が認めてリリースしたものリストになるわけなので、
何か統一した雰囲気やリズム等を発見出来たらきっとそれが担当者が良いと感じるポイントなんです。
コンペでの採用率を上げるには細かいアレンジを詰めていくよりも、
発注の意図を知り好みを探る方に時間を掛けたほうが採用率はあがるでしょう。
オズワルド1号
【若手広報向け】何事もイメトレが大事!メディアリストの作り方
こんばんは、オズワルド2号です。
前回、『リリース配信後の追加フォローの大切さ』についてお伝えしましたが、さらに追加フォローを細分化してみましょう。
今回はステップ1について!
〈簡単3ステップ〉
1.内容的にここなら載りそう(紹介してくれそう)と思うメディア媒体をリスト化する
例えばダイエット系アプリを扱うベンチャー企業だと、
・ダイエット
・アプリ
・ベンチャー、中小企業
など、関連ワードに分解していきます。
過去露出を全部みるのはたいへんなので、
ダイエット=女性系メディアだと興味あり?
という風に、ざっくりジャンルを絞ります。
あとは、世の中にある女性系メディアの名前(TV、新聞、雑誌、WEB)をかき集めましょう。
〈媒体カテゴリー例〉
1.テレビ
・情報番組(ヒルナンデス)
・報道番組(WBS)
・バラエティ番組(世界の果てまでイッテQ!)
・旅番組(旅サラダ)など
2.新聞
・全国紙(日本経済新聞)
・地方紙(中国新聞)
・夕刊紙(日刊ゲンダイ)
・専門紙、業界紙 (日本流通新聞)など
3.雑誌
・ビジネス系(週間東洋経済)
・モノ系(日経トレンディー)
・男性系(LEON)
・女性系(Oggi)
・主婦系(mamagirl)
・健康系(ハルメク)
・スポーツ系(Tarzan)など
4.WEB
・ビジネス系(プレジデントオンライン)
・モノ系(@DIME)
・男性系(WEB UOMO)
・女性系(@BAILA)
・主婦系(4yuuu!)
・健康系(ヨミドクター)
・スポーツ系(Number Web)など
媒体名は最初いくつか暗記しましたが、作業しているうちに自然と覚えました。
最近だと、媒体名のまとめサイトもあるので、うまく活用してくださいね。
次回は媒体必要情報の探し方についてお伝えします!
お楽しみにー!
オズワルド2号
音楽ディレクターの仕事内容とは
オズワルド1号です。
改めまして私は某メジャーレーベルにて音楽制作ディレクターをしているのですが、
原盤制作(CDの中身づくり)の流れを今回はお伝えしたいと思います。
ざっくりですが、音楽制作は以下の流れで行われます。
1.楽曲コンセプト打ち合わせ
2.作家さんにメロディー、歌詞を発注
3.何度かやり取りをして方向性を固める
4.アレンジャーさんにアレンジを発注
5.ボーカル、楽器のレコーディング
6.アレンジの修正などブラッシュアップ
7.ミックスダウン
8.マスタリング
完成!
2~6までの作業の順番は割と入り組んでいたり、
場合によっては作曲家さんがアレンジャーを兼務したりすることもあるのですが、
大凡こういった流れで楽曲はつくられます。
これがシングルを作る場合だと2~3曲、
アルバムの場合だと10曲〜くらいを
進捗ステータスをずらしながら並行して進めていく形となります。
場合によっては1アーティストだけでなく複数の案件を抱えていたりするので、
マルチタスクでスケジュールに間に合うよう進行管理し、
且つ高いクオリティを目指して行かなかればならないのです。
大変な仕事ですがやりがいはありますよ。
是非音楽業界への就職を目指している方は参考にしてみて下さい。
オズワルド1号
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【若手広報向け】リリース配信後が本当の勝負!効果を高める追加フォローについて
こんばんは、オズワルド2号です。
前回の記事で、プレスリリース配信は情報発信の基本中の基本とお伝えしましたが、本日はその配信効果を高める方法について!
基本的にメディアには毎日たくさんのリリースが届いています。
そのため、配信して終わりだと、そのまま埋もれてしまうのがほとんど…。
そこで、必要なのが追加フォローです!
〈簡単3ステップ〉
1.内容的にここなら載りそう(紹介してくれそう)と思うメディアをリスト化する
2.メール、およびFAXを再送する
3.内容によっては電話でもフォローする
さて、それぞれ少し深掘ると…
1、
リリースと関係のあるキーワードをピックアップして、検索エンジンで過去の露出を調査します。
すでに類似企画が記事がされていたら、つまりそのキーワードの新情報に興味がある可能性があるってこと。
媒体名が分かったらメールアドレス・FAX・TELを調べてエクセルにまとめましょう。
(そのほか媒体社名、部署名、分かれば担当者名、媒体ジャンルも忘れずに)
2、
リリースをメールに落とし込み、上記リストに配信します。
(To.Fromは自社のアドレス、Bccをメディアのアドレスに設定してください)
また、PDF化したリリースをFAXでも配信します。
(複合機で1通ずつはたいへんなので、FAX配信サービスをおすすめします)
3、
内容にもよるのですが、例えばイベント取材の案内など、個別に編集部へ電話フォローするのもありです。
ただ、皆さんお忙しいので、アプローチ時間や端的な説明を心がけるなど、クレームにならないよう注意です!
※新聞:夕方以降は入稿で忙しいので避ける
※テレビ:OA前2時間以内、OA後すぐは避ける(準備や反省会をしているため)
(ちなみに、早朝帯の番組は夕方、夕方帯の番組は午前中不在の場合が多い)
と、いう感じです。
なんとなくやる事はわかりましたか?
次回は、上記の追加フォローを更にToDoに細分化してみたいと思います。
お楽しみにー!
オズワルド2号